『中国語の部屋』(J. Searle)
哲学者Searleの考えた思考実験です。
ある部屋に、中国語を理解できない英国人がいる
中国語の文字列「★■●▲◆」を受け取ると、与えられたマニュアルに従った変換をおこなった出力「◎■★●▲◆▼」を返す
部屋の外にいる人は、中の人が中国語を理解できると信じる。しかし……
この思考実験のポイント
統語論は意味論から独立している
この実験のポイントはもう1つあると思います(山崎の私見)
実世界に接地する部分がなければ、統語論は意味論から切り離しうる
(「中国語の部屋」についての解説☞『ロボットの心: 7つの哲学物語 』柴田正良, 講談社)
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